2015年 09月 09日
分院でも活躍してます! |
玉山先生のブログにもありましたが、先日こちら北与野分院でも内視鏡が活躍していました!
やはり異物の誤飲です。
ただこちらの子は内視鏡だけではなく、エコー検査もとても活躍しました。
何度も吐くとのことで病院へ来て、血液検査では大きな異常はありませんでしたが、エコー検査で胃の中に何やら怪しいものが…
実際の写真がこちら
見方はこんな感じ
ここから想像するとこんな異物
断面を変えると
表面がキレイにまっすぐですね、普通の胃内ではこんな風には見えません
想像するとこういう風でしょうか
ただここから自信を持ってレントゲンを撮ってみましたが、何も映らず…
レントゲンは素材によって映るもの、映りにくいものがあります。
骨や金属製のものははっきり映るんですがね…
今回の症例ではエコー検査をやらずにレントゲン検査のみでは発見が遅れていたかもしれません。
結局飼い主様とお話をして、内視鏡をやることに。
ほら、ありました。
つかむのに手こずりましたが、やはり10分ほどの処置で終わりました!
閉塞はありませんでしたが、胃の粘膜は全体的に荒れていました。
エコー検査のおかげで異物誤飲を見逃すことなく早期に見つけることができたのと、内視鏡のおかげでお腹を切らずに済みました。
by soyokaze-ah
| 2015-09-09 00:20
| 村上