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外耳炎その2

こんにちは、獣医師の江口です

今日は外耳炎について書きますが、実は先に鈴木さんに書かれてしまいました(笑)

内容が被らないように書きます(^_^;)

外耳炎とは、病名ではなく症状の名前なんです
つまり、原因となる病気が存在します

原因の病気はいくつかありますが、約半数がアレルギー性疾患だと言われています
ちなみに耳だけにアトピー症状が出ることも大いにあります

その他の原因は、寄生虫、腫瘍、異物、ホルモンの病気、生まれつきの脂っぽい皮膚病などなど

耳アカの検査では、増殖した細菌やマラセチア(カビ)が検出されることがありますが
実は、これらは正常な耳にもいて何も悪さをしません

では、なぜ増えて悪さをするか
それは、皮膚バリア機能が壊れているからです

つまり、ここまでの話をまとめると
原因となる病気で皮膚バリアが壊れるので、普段は悪さをしない病原体が増える環境が整ってしまうため症状が悪化します

さらに外耳炎が始まると、耳が肥厚する上にアブラを出す腺が増えてしまい、ますます病原体が好きな環境に、、、

これが垂れ耳だったり梅雨だったりするとますます発生しやすい要因に

従って治療は、病原体を殺して、耳の肥厚と耳アカを取り除き、原因となる病気を治すことが必要です

例えば、アトピーが原因で細菌が増えていた場合の全体の痒みを10とし、その痒みの内訳はアトピー6、細菌4だとします。この場合、抗菌薬で細菌を殺したとしても痒みが6残ります。

このように皮膚や耳の病気は意外と複雑なので治療には時間がかかります

特にアレルギー性疾患は診断が難しいので、根気よく病院に通っていただくことがありますが
当院のスタッフがサポート致しますので、是非耳のことでお悩みの際はお気軽にご相談下さいませ





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by soyokaze-ah | 2015-06-23 00:30 | 江口 | Trackback

埼玉県さいたま市中央区与野の動物病院「そよかぜ動物病院」のスタッフがお届けするブログです!


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