2010年 05月 23日
犬猫の輸血のハナシ1 〜血液型〜 |
おはようございます(^-^)更新遅くなりごめんなさいm(__)m
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当院の待合室には、輸血に協力してくれたワンちゃんの写真を飾っています(^-^)
現在はアンちゃん、ルドルフちゃん、そらちゃんの3枚ですが、協力してくれたワンちゃんはもっといます!(ライト君、オリオンちゃん、ごめんね〜早く作りますので!!)
これから輸血について書いていこうと思いますが、今日はまず、“血液型”についてのお話です!
人間はA・B・O・ABの4種類の血液型がありますね!(Rh+とかRh-もありますが大まかに。)
私は小学校に入りたての頃、耳たぶからチクっと採血して、血液型の検査をしたのを覚えています。
私の友達には、とにかく針が嫌いで、採血なんて絶対したくない!と言う子がいて、自分の血液型をいまだに知らないそうです。
皆さんはご自身の血液型を知っていますか?
そして、ペットにも血液型があるという事を知ってますか?
犬の血液型は、いくつかの分類法がありますが、犬赤血球抗原によるDEAという分類が最も一般的とされています。
DEAには1〜13の異なる血液型系というのがありますが、臨床上重要であるのは、DEA1.1が陽性(+)であるか陰性(-)であるかということです。
犬種や地域によって血液型の分布には差がみられ、DEA1.1(+)が、米国では約30〜60%、日本では約40〜70%と報告されています。
猫の血液型の分類法はABシステムで、A型・B型・AB型の3種類です。
猫は種によってB型の出現頻度が異なります。
シャム、バーミーズ、トンキニーズは100%A型で、ブリティッシュショートヘアでは20〜60%、ペルシャやアビシニアン、ソマリ、スコティッシュフォールドでは11〜20%がB型報告されています。
日本猫や国内の雑種猫はほとんどA型だと言われていますが、AB型もいたという報告もあります。
これらの血液型―犬はDEA1.1が(+)か(-)、猫はA・B・AB、は血液型判定の検査キットで調べる事ができます。
次回は、この血液型と輸血についてお話ししていきたいと思います☆
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当院の待合室には、輸血に協力してくれたワンちゃんの写真を飾っています(^-^)
現在はアンちゃん、ルドルフちゃん、そらちゃんの3枚ですが、協力してくれたワンちゃんはもっといます!(ライト君、オリオンちゃん、ごめんね〜早く作りますので!!)
これから輸血について書いていこうと思いますが、今日はまず、“血液型”についてのお話です!
人間はA・B・O・ABの4種類の血液型がありますね!(Rh+とかRh-もありますが大まかに。)
私は小学校に入りたての頃、耳たぶからチクっと採血して、血液型の検査をしたのを覚えています。
私の友達には、とにかく針が嫌いで、採血なんて絶対したくない!と言う子がいて、自分の血液型をいまだに知らないそうです。
皆さんはご自身の血液型を知っていますか?
そして、ペットにも血液型があるという事を知ってますか?
犬の血液型は、いくつかの分類法がありますが、犬赤血球抗原によるDEAという分類が最も一般的とされています。
DEAには1〜13の異なる血液型系というのがありますが、臨床上重要であるのは、DEA1.1が陽性(+)であるか陰性(-)であるかということです。
犬種や地域によって血液型の分布には差がみられ、DEA1.1(+)が、米国では約30〜60%、日本では約40〜70%と報告されています。
猫の血液型の分類法はABシステムで、A型・B型・AB型の3種類です。
猫は種によってB型の出現頻度が異なります。
シャム、バーミーズ、トンキニーズは100%A型で、ブリティッシュショートヘアでは20〜60%、ペルシャやアビシニアン、ソマリ、スコティッシュフォールドでは11〜20%がB型報告されています。
日本猫や国内の雑種猫はほとんどA型だと言われていますが、AB型もいたという報告もあります。
これらの血液型―犬はDEA1.1が(+)か(-)、猫はA・B・AB、は血液型判定の検査キットで調べる事ができます。
次回は、この血液型と輸血についてお話ししていきたいと思います☆
by soyokaze-ah
| 2010-05-23 08:59
| 村上