2012年 12月 12日
先天性心疾患 |
こんにちは。
子犬で先天的に心臓の病気を持っている子が極稀にいます。
最近、当院にも先日、先天性心疾患の子がいました。
子犬の先天性心疾患としまして、その発生率は0.5〜0.7%。
その中でも多い順で
動脈管開存症
肺動脈弁狭窄
大動脈弁狭窄
心室中隔欠損
などがあります。
子犬の心臓病の大多数は動脈管開存症といって、大動脈と肺動脈をつなぐ管が残ってしまってる病気です。この動脈管というのは胎児期にあるのですが、生まれてくる頃にはなくなってしまうべきものです。
ただ今回の赤ちゃんは心室中隔欠損という病気でした。これは心臓の左心室と右心室を隔ててる壁に穴が空いてしまっている病気です。
僕はこの病気と診断された子をみたのは初めてかもしれません。
年明けに大学病院で手術が行われるそうです。
本当に良くなることを願っています。
ちなみに、僕が学生時代にやった症例報告で、先天性心疾患の中でもかなり珍しいエプスタイン奇形という病気をやりました。
子犬の心臓病のなかでも0.1%ぐらいの確率だとか…
子犬で先天的に心臓の病気を持っている子が極稀にいます。
最近、当院にも先日、先天性心疾患の子がいました。
子犬の先天性心疾患としまして、その発生率は0.5〜0.7%。
その中でも多い順で
動脈管開存症
肺動脈弁狭窄
大動脈弁狭窄
心室中隔欠損
などがあります。
子犬の心臓病の大多数は動脈管開存症といって、大動脈と肺動脈をつなぐ管が残ってしまってる病気です。この動脈管というのは胎児期にあるのですが、生まれてくる頃にはなくなってしまうべきものです。
ただ今回の赤ちゃんは心室中隔欠損という病気でした。これは心臓の左心室と右心室を隔ててる壁に穴が空いてしまっている病気です。
僕はこの病気と診断された子をみたのは初めてかもしれません。
年明けに大学病院で手術が行われるそうです。
本当に良くなることを願っています。
ちなみに、僕が学生時代にやった症例報告で、先天性心疾患の中でもかなり珍しいエプスタイン奇形という病気をやりました。
子犬の心臓病のなかでも0.1%ぐらいの確率だとか…
by soyokaze-ah
| 2012-12-12 09:04
| 村上